ブラマジ強化が来る前におさらいしよう!《ブラック・マジシャン》関連サーチカードまとめ

カード紹介・考察

9月25日発売の『WORLD PREMIERE PACK 2021』や、10月16日発売の『BATTLE OF CHAOS』にて、《ブラックマジシャン》関連の強化カードが来ることが確定しています。

新しいカードでデッキを組むために、デッキ構築の要になるサーチカードをおさらいしておきましょう。
特にブラマジ関連はサポートカードが多いため、そのサポートカードをどうサーチしてくるか、それによってデッキの内容が変わって来るところです。

エーリアン・ドッグ
エーリアン・ドッグ

ブラマジ関連カードや相性の良いカードは、デッキトップへのサーチやデッキからリクルートする効果も多いので、それらもまとめて紹介していきます!

関連モンスター・サポート魔法・罠 全てサーチできるカード

《イリュージョン・オブ・カオス》

儀式・効果モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2100/守2500
「カオス・フォーム」により降臨。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
儀式モンスターを除く、「ブラック・マジシャン」またはそのカード名が記されたモンスター1体をデッキから手札に加える。
その後、手札を1枚選んでデッキの一番上に戻す。
(2):相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
このカードを持ち主の手札に戻し、自分の墓地から「ブラック・マジシャン」1体を選んで特殊召喚し、
その発動した効果を無効にする。

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BACHで新規収録される儀式モンスターです。
フィールドに出た時の妨害効果も強力ですが、一番使われるのは(1)のサーチ効果でしょう。

《ブラックマジシャン》のサポートカードの中でモンスターカードを直接デッキから手札に加えられる唯一のカードであり、他のカードと組み合わせずにすぐにサーチを行うことができるため、ブラマジデッキの初動に大きく影響を与えます。

このカード自身が儀式モンスターであるため《儀式の準備》や《虹光の宣告者》などで手軽にサーチを行うことができる点も優秀で、さらに初動を安定させることができるでしょう。

《魂のしもべ》

速攻魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・デッキ・墓地から、
「魂のしもべ」以外の「ブラック・マジシャン」のカード名または
「ブラック・マジシャン・ガール」のカード名が記されたカード、
「ブラック・マジシャン」の内、いずれか1枚を選んでデッキの一番上に置く。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
お互いのフィールド・墓地の、「守護神官」モンスター、「ブラック・マジシャン」、
「ブラック・マジシャン・ガール」の種類の数だけ自分はデッキからドローする。

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好きなサポートカードをデッキトップへサーチすることができる速攻魔法。
魔法カードのため、初手から発動できるのが使いやすく、《マジシャンズ・ロッド》からサーチして来ることで、関連モンスターのサーチを行ってくれる柔軟なカードです。

(2)のドロー効果も強力で、デッキの構築次第ではデュエル終盤で3枚ドローできる場面も珍しくなく、《マジシャンズ・ソウルズ》などを活用して積極的に該当モンスターを墓地に送っていきたいところです。
1体でも該当モンスターがいれば、ドローできるため、(1)の効果と併用して、デッキトップにおいたカードをそのままドローして来ることができます。

変わったところでは、(1)の効果は、手札・墓地からもデッキトップにおくことが可能なため、初手で引いてしまった《守護神官マハード》をデッキトップに戻しながらドローしてフィールドに展開したり、コストなどで墓地に送られた《永遠の魂》のデメリット効果が発動する前にチェーン発動してデッキに戻してしまうなど、トリッキーな動きを行うことができるので、ブラマジ使いとしては覚えておきたいところです。

サポート魔法・罠をサーチできるカード

《マジシャンズ・ロッド》

効果モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/攻1600/守 100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
「ブラック・マジシャン」のカード名が記された魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
自分が相手ターンに魔法・罠カードの効果を発動した場合、
自分フィールドの魔法使い族モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを手札に加える。

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現時点では、ブラマジデッキのサーチカードとしては最もクセがなく、使いやすいカードです。

基本的にブラマジデッキを組む場合は、このカードを起点にしていくことが多く、手札に揃っていないカードをこのカードでサーチしてきて、次の展開に繋げていきます。下級モンスターはこのモンスターしか採用しないなんて構築もあり、召喚権はこのカード集中させるようなデュエル展開が望ましいです。

ただし、効果使用後は低攻撃力を晒してしまうことに注意が必要です。
フィールドにいてもできることは少ないので、《ルドラの魔導書》や《ワンダーワンド》のコストにしてドローに繋げたり、魔法使いを指定する融合素材として墓地に送ってしまい、(2)の効果に繋げていって毎ターン召喚して継続的なサーチを狙っていきたいです。

《永遠の魂》とは相性がよく、このカードでサーチした《永遠の魂》を相手ターンに発動し、特殊召喚したブラマジをコストにして、このカードを手札に戻すことができます。

《黒魔術の継承》

速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地から魔法カード2枚を除外して発動できる。
「黒魔術の継承」以外の、「ブラック・マジシャン」のカード名または
「ブラック・マジシャン・ガール」のカード名が記された魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える。

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魔法カードなので、《マジシャンズ・ロッド》と比べた時に召喚権を使用しない点が差別化になります。
コストとして魔法カードを要求するため、初手で発動するのにひと工夫が必要なので、《成金ゴブリン》などのディスアドバンテージにならない手札交換カードと併用することで発動を狙っていきましょう。

自身が魔法カードのため、2枚目以降の発動は、1枚魔法カードが墓地にあればできるため、多少軽減されます。

魔法使い関連のデッキに出張しがちな《魔導書士バテル》+《グリモの魔導書》+《ルドラの魔導書》との相性が良く、《魔導書士バテル》と召喚権を食い合わない点で《マジシャンズ・ロッド》より優れています。

《トゥーンのもくじ》や《魔力掌握》などとも噛み合わせが良いため、魔力カウンターを軸にしたデッキでは、使いやすい1枚だと思います。

ブラマジ関連は、相手ターンでの魔法・罠カードの発動をトリガーにするカードも多いため、発動タイミングを問わない速攻魔法という点も優秀です。

《黒の魔導陣》

永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、自分のデッキの上からカードを3枚確認する。
その中に、「ブラック・マジシャン」のカード名が記された魔法・罠カード
または「ブラック・マジシャン」があった場合、
その内の1枚を相手に見せて手札に加える事ができる。
残りのカードは好きな順番でデッキの上に戻す。
(2):自分フィールドに「ブラック・マジシャン」が召喚・特殊召喚された場合、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。

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ブラマジデッキでは、サーチカードというよりは除去カードとしての側面が強い1枚。
基本的には、ランダムでのサーチになりますが、《魂のしもべ》と組み合わせることで確実なサーチカードに変化します。

【ブラック・マジシャン】では、何度もブラマジをフィールドに呼び出し、このカードと《永遠の魂》のコンボで相手フィールドをズタボロにしていく動きが基本になって来るので、3枚しっかり揃えておきたい核になるカードです。

特定のカードをサーチできるカード

《幻想の見習い魔導師》

効果モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻2000/守1700
(1):このカードは手札を1枚捨てて、手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「ブラック・マジシャン」1体を手札に加える。
(3):このカード以外の自分の魔法使い族・闇属性モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時、
手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力・守備力はそのダメージ計算時のみ2000アップする。

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簡単に特殊召喚をすることができ、着地時に《ブラック・マジシャン》を手札にサーチしてきます。

《マジシャンズ・ナビゲート》の存在から、手札にブラマジ本体がいると強い動きができることが多く、特殊召喚することで総攻撃力の底上げも担うことができます。
闇属性魔法使い族モンスターの戦闘補助も行うことができ、攻撃力が低くて苦労しがちなブラマジの補助も行うことができ、《黒の魔導陣》の除去が効かない相手への貴重な解答になり得る1枚です。

《イリュージョン・マジック》

速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの魔法使い族モンスター1体をリリースして発動できる。
自分のデッキ・墓地から「ブラック・マジシャン」を2体まで選んで手札に加える。

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《ブラック・マジシャン》を一気に2枚も手札に揃えることができ、《マジシャンズ・ナビゲート》の発動や、融合召喚に備えることができます。

《マジシャンズ・ロッド》とは相性が良く、このカードをサーチしてそのままコストにし、《マジシャンズ・ロッド》の(2)の効果に繋げていく動きも取れます。

墓地からサルベージするという選択肢も取れる点は、デッキからブラマジが枯渇してしまい、手札に欲しい時に助かる場面も多く、速攻魔法であることからサクリファイス・エスケープに繋げる動きもでき、柔軟な動きができる1枚なので、覚えておいた方が良いでしょう。

《熟練の黒魔術師》

効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1900/守1700
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く(最大3つまで)。
(2):魔力カウンターが3つ置かれているこのカードをリリースして発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「ブラック・マジシャン」1体を選んで特殊召喚する。

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《ブラック・マジシャン》のサポートカードとして古くから存在する1枚。
下級モンスターとして1級戦の攻撃力を備えていて、どこからでもブラマジをフィールドに呼び出せるのでデッキの採用枚数を調整しながら組むときに使いやすいカードです。

《トゥーンのもくじ》を3回発動させてブラマジに変身するコンボは、ブラマジ速攻召喚のコンボとしては伝統芸能ともいえる古き良き組むあわせです。

《永遠の魂》

永続罠
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の手札・墓地から「ブラック・マジシャン」1体を選んで特殊召喚する。
●デッキから「黒・魔・導」または「千本ナイフ」1枚を手札に加える。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分のモンスターゾーンの「ブラック・マジシャン」は相手の効果を受けない。
(3):表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動する。
自分フィールドのモンスターを全て破壊する。

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【ブラック・マジシャン】を組む上で最大のメリットと言っても過言ではないほど強力なカードです。

このカード1枚で、コストになったり戦闘破壊されたブラマジが、ゾンビの如く何度も復活を遂げます。リンク召喚登場後は、《リンクスパイダー》をリンク召喚するなど、フィールドのブラマジを墓地に落としやすくなったため、蘇生効果がさらに強力になりました。

そんな展開効果が注目されがちで忘れられがちなサーチ効果なのですが、ブラマジサポートカードの中でも比較的古参な《黒・魔・導》と《千本ナイフ》をサーチすることが可能です。
特に、《黒・魔・導》は制限カードの《ハーピィの羽箒》と同等の効果をもっているため、サーチできれば一気にデュエルの流れを自分に引き寄せることができます。

サーチ効果、展開効果はいずれか片方を1ターンに1度使用可能なので、ブラマジを蘇生させなかったエンドフェイズにアドバンテージを稼ぐ目的でサーチ効果を選択するといった使用シーンが多いです。

《マジシャンズ・ローブ》

効果モンスター
星2/闇属性/魔法使い族/攻 700/守2000
「マジシャンズ・ローブ」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手ターンに手札から魔法・罠カード1枚を捨てて発動できる。
デッキから「ブラック・マジシャン」1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
相手ターンに自分が魔法・罠カードの効果を発動した場合に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

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《マジシャンズ・ロッド》と同期のモンスターで、《ブラック・マジシャン》を直接デッキからリクルートする効果をもっています。

自分のターンに展開をすることができないため、少し使いづらい印象がありますが、墓地からの蘇生が容易でフリーチェーンでブラマジをフィールドに呼び出すことができるため、構築次第では《黒の魔導陣》の除去効果を好きなタイミングで打つことができる柔軟なカードに化けます。

《師弟の絆》

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「ブラック・マジシャン」が存在する場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「ブラック・マジシャン・ガール」1体を選んで特殊召喚する。
その後、デッキから「黒・魔・導」「黒・魔・導・爆・裂・破」
「黒・爆・裂・破・魔・導」「黒・魔・導・連・弾」のいずれか1枚を選んで
自分の魔法&罠ゾーンにセットできる。

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映画で登場したカードに、強力なサーチ効果が内蔵されてOCG化された1枚。

《ブラック・マジシャン・ガール》を採用する場合、様々なメリットがありますが、その中でも強力な《黒・爆・裂・破・魔・導》を発動条件を満たしながら直接セットすることができるのがこのカードの強みで、相手ターンにフリーチェーンで全体除去を狙うことができます。

もちろん《黒・爆・裂・破・魔・導》は速攻魔法ということもあり、そのターンに決着を付けたい場合は他の選択肢も取ることができ、柔軟に戦況を構えることができますが、その関わりに腐りやすい専用カードを採用する枚数が増えるため、デッキ構築の腕が問われる1枚ともいえます。

《ブラック・マジシャン・ガール》採用型の時に使用したカードは、以前の記事にまとめましたので、そちらも合わせて読んでいただけると幸いです。

番外編 サーチカードとして活用できるテーマ外の汎用カード

《マジシャンズ・ソウルズ》

効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札にある場合、
デッキからレベル6以上の魔法使い族モンスター1体を墓地へ送り、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカードを特殊召喚する。
●このカードを墓地へ送る。
その後、自分の墓地から「ブラック・マジシャン」または
「ブラック・マジシャン・ガール」1体を選んで特殊召喚できる。
(2):自分の手札・フィールドから魔法・罠カードを2枚まで墓地へ送って発動できる。
墓地へ送った数だけ自分はデッキからドローする。

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デッキから墓地へ、デッキからレベル6以上の魔法使い族モンスターを落とすことができるので、【ブラック・マジシャン】で活躍するモンスターの多くを墓地に用意することができます。

特に、初動では《ブラック・マジシャン》をデッキから呼び出す方法として重宝し、墓地送りはコストのため、《灰流うらら》に妨害されず、止められにくい点が非常に優れています。

《魂のしもべ》の(2)の効果の条件になるモンスターは全てレベル6以上のため、ドロー枚数を増やすために墓地の状況をよく見て落とすカードを見極めていきたいところです。

(2)の効果も、専用魔法・罠カードが多いこのデッキでは腐っているカードをドローに変える手段として重宝し、汎用ドローソースである《チキンレース》をドローに変換したり、変わったところだと、《マジシャンズ・プロテクション》の墓地効果のトリガーとしても使用できます。
特に、《魔術師の再演》とは相性が良く、こちらを蘇生しながら、フィールドに残った再演をドローに変換し、あちらの効果でサーチを行うことがきます。

《マジシャンズ・ナビゲート》

通常罠
(1):手札から「ブラック・マジシャン」1体を特殊召喚する。
その後、デッキからレベル7以下の魔法使い族・闇属性モンスター1体を特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「ブラック・マジシャン」が存在する場合、
墓地のこのカードを除外し、相手フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

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手札からブラマジを展開しながら、闇属性魔法使い族をリクルートする強力な効果をもっています。

《マジシャンズ・ロッド》を無理やりフィールドに呼び出して、あちらの(2)のサルベージ効果に繋げたり、《ブラック・マジシャン・ガール》を呼び出して各種カードの発動に繋げたり、様々な展開に繋げていくことができます。

《幻想の黒魔導師》

エクシーズ・効果モンスター
ランク7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2100
レベル7モンスター×2
このカードは自分フィールドのランク6の魔法使い族Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
「幻想の黒魔導師」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
手札・デッキから魔法使い族の通常モンスター1体を特殊召喚する。
(2):魔法使い族の通常モンスターの攻撃宣言時、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。

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レベル7モンスターを2体並べることで、デッキから《ブラック・マジシャン》をはじめとする通常魔法使い族モンスターを呼び出すことができます。

攻撃時の除去効果も強力で、《黒の魔導陣》と併用することで、毎ターン2枚の除外除去になります。

エクストラデッキから出せるリクルート手段として、デッキ構築を考える際に、【ブラック・マジシャン】にあまり寄せすぎずにブラマジをデッキから呼び出したい場合、このカードを検討すると良いでしょう。

《魔道化リジョン》

効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1300/守1500
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分は通常召喚に加えて1度だけ、
自分メインフェイズに魔法使い族モンスター1体を表側攻撃表示でアドバンス召喚できる。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から魔法使い族の通常モンスター1体を選んで手札に加える。

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召喚権を増やす効果と、墓地に送られた時に通常魔法使いをサーチする効果をもっています。
原作ではブラマジ使いのパンドラが使用していたことから魔改造されてOCG化された1枚です。

通常召喚することに意義のあるデッキであれば、採用価値が高いかと思います。

《イリュージョン・マジック》とのコンボで、一気に3枚のブラマジを手札に揃えられる点は、このカードならではの利点といえます。

《黒き森のウィッチ》

効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1100/守1200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
デッキから守備力1500以下のモンスター1体を手札に加える。
このターン、自分はこの効果で手札に加えたカード及びその同名カードの効果を発動できない。

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最古からある遊戯王界を代表するサーチカード。
《魔界発現世行きデスガイド》や《転生炎獣アルミラージ》の登場以降、ライバルである《クリッター》とは使い勝手で大きく差を開かされてしまった印象ですが、【ブラック・マジシャン】の構築では、魔法使い族という点が非常にマッチしており、《マジシャンズ・ナビゲート》でデッキから直接呼び出すことができ、デッキの要である《マジシャンズ・ロッド》が攻撃力1600である点から、使いやすさが段違いです。

《クリッチー》の存在から、《ブラックマジシャン》と《融合派兵》を併用できる点も他のデッキにはない面白いシナジーポイントです。

《召喚師のスキル》

通常魔法
(1):デッキからレベル5以上の通常モンスター1体を手札に加える。

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カードテキストの短いカードは使いやすい。以上。

《融合派兵》

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):EXデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、
そのモンスターにカード名が記されている
融合素材モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚する。
このカードを発動するターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

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デッキから《ブラック・マジシャン》や《ブラック・マジシャン・ガール》を直接リクルートできる非常に強力な通常魔法です。

このデッキは、融合モンスターを立てることが多いため、デメリットも気にならないことが多く、《マジシャンズ・ロッド》の召喚権を妨害せずにエースモンスターを立てる手段としても使い勝手が良いです。


エーリアン・ドッグ
エーリアン・ドッグ

《黒魔術のカーテン》しかアクセス手段がなかった頃を思い出すと本当にいろんなアクセス手段が増えましたね!
サーチカードをサーチする流れも強いので、どれがどう相互にサーチできるのか把握して、新しいカードでの構築を考えてみましょう!

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